バイクで旅をする時、一番ワクワクする時が準備をしている時ですよね!
中でも、バイクを選ぶ時の高揚感は特別です。
ただ、ワクワクもある一方、「本当にこのバイクでいいのだろうか?」と、悩みのタネになることも。
今回は、特にみなさまからお問い合わせが多かった、「125ccのバイクってどうなの!?」というお悩みにお答えしてまいります!
私が思う長距離バイク旅の最適は250ccのアメリカン
まず、日本一周をしてきた私が、長距離バイク旅に最適だと思うバイクをご紹介します。
それは、250ccのアメリカンです。
実際、私はマローダー250(GZ250)という250ccのアメリカンで日本一周の旅をしました。
もう一度日本一周の旅をするとしたら、車種は異なるかもしれませんが、同じ250ccのアメリカンタイプを選択すると思います。
理由は、「足つきが良い」「小回りがきく」「積載部分が多い」「高速道路に乗れる」という点からです。
詳しくは別記事でご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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ただ、そもそもの前提として「自分が乗りやすいと思うバイク」で行くのが一番です。
究極を言えば、自分が乗りやすいなと思ったバイクであれば、どんなバイクでも構いません。
そこに、「長距離バイク旅に必要な機能がプラスされていたらなお良いね」というニュアンスで見ていただけたら幸いです。
実際、日本一周の旅では、下は50cc上は1300ccで旅をしている人たちに会いました。
どちらも素敵な旅を送っていましたよ♩
125ccのバイクで旅をするのはアリ?ナシ?
それでは本題です。
125ccのバイクで旅をするのは、アリかナシか。
個人的には、「アリよりのアリよりのナシ」です。
めちゃくちゃ曖昧な表現で申し訳ございません(笑)
それでは、125ccでバイクをするメリットとデメリットを見ていきましょう。
125ccのバイクで旅をするメリット
小回りがきく
私が250ccのバイクを推奨している理由の一つですね。
もちろん、125ccは250ccよりも小さいタイプが多いので、より小回りはききやすくなるでしょう。
日本一周や長距離のバイク旅では、思いがけない絶景に遭遇します。
「うお!今の景色めっちゃ綺麗!」となった時、小回りがきくバイクだと、「よっしゃ!戻って見てみよう!」となります。
ただ、大型で小回りがきかないバイクだと、「いや…めんどくさいしいっか。。」となってしまいます。
今見ている人はそんなバカな〜と思うかもしれませんが、旅という疲労が積み重なっている状態では、一つの景色のために引き返すということがめんどくさく感じてきてしまうのです。
小回りがきいて楽に方向転換ができるというアドバンテージは、旅をさらに面白くさせてくれるでしょう!
足つきが良い
こちらも私が250ccのバイクを推奨している理由と同じですね。
125ccは比較的小さいバイクが多いので、シート高も低く、足つきが良いです。
やはり旅をするにあたって、足つきが良いのは安心感が違います。
土地勘がなく、知らない道路を走る旅では、ちょくちょく脇道にバイクを停めてナビの操作や地図を広げます。
足つきのいいバイクだと、跨ったまま操作をすることができるのですが、足つきが悪いバイクだといちいち降りてスタンドを立てなければなりません。
一度や二度ならいいんですが、旅ではこの動作を何度も何度もすることになります。
この積み重ねがかなり疲労となって体に襲ってきます。
また、未舗装の道路などを走る時も足つきが良いバイクは安心ですね。
絶景を見に行くために走っていたらいつの間にかダート道!なんてことはあるあるですよ。
押しやすい
低排気量のバイクは軽量であることが多いため、エンジンがかかっていない状態でも押しやすいというメリットがあります。
「え!?なんのために押す?」と思われる方もいるかもしれませんが、旅ではいつ故障するか分かりません。
「1km先のバイクショップまで押さないと。。」というシチュエーションは容易に想像できるでしょう。
実際、私も沖縄県で故障し、約1kmバイクを押しました。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
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1kmの範囲内にバイク修理屋があったから良いものの、近くにまったくない可能性も十分に考えられるので、ロードサービスがついているバイク保険に加入しておきましょう。
管理人オススメのバイク保険
「ZuttoRide Club」は、ロードサービスはもちろん、盗難補償がついている数少ない保険です。
長距離のバイク旅では、盗難・防犯対策が必須です。
これを機に、ZuttoRide Clubのバイク保険に変えるのも一つでしょう。
お見積もりは約1分で完了します。
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125ccのバイクで旅をするデメリット
積載部分が少ない
125ccという比較的小さいバイクは、積載部分が少ないというデメリットがあります。
長距離のバイク旅では、多くの荷物を必要とします。
その荷物を積む部分が少ないので、荷物を極限まで減らすか、125ccの中でも積載部分が大きいバイクを選ぶべきです。
この点、やはり積載部分の問題を解決してくれるバイクは「アメリカン」一択になるでしょう。
アメリカンは125ccでも積載部分が多いタイプが多く存在します。
ただ、250ccよりも小さいのは事実なので、どちらにしろある程度荷物を減らす必要はあるでしょう。
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荷物の重さに耐えられない
125ccのバイクに頑張って荷物を積載したとしても、重さに耐えられずスピードが出ないということはよくあります。
特に、旅は山道や急な坂の連続なので、よりスピードは出にくい状況になります。
また、このような状態で長期間走っていると、バイクへの負担が大きくなり、故障の原因になってしまうことも考えられます。
値段だけで125ccか250ccで迷っている人は、トータルで見ると125ccの方がお金がかかってしまう可能性があるということも頭に入れておきましょう。
高速道路に乗れない
250cc未満のバイクは高速道路に乗ることができません。
「旅で高速道路なんか乗んねぇよ!」と思われるかもしれませんが、どうしても実家や自宅に帰らなければならない可能性が出てくる事も考えられますよね。
「いざとなったら高速道路を使って帰れる」という武器は、旅を続ける上での安心材料になります。
また、私は東京や大阪など、ゴミゴミした道は走りたくなかったので高速道路を使ってショートカットしました。
その状況で道路を使い分けられるというのも旅を楽しむ一つですね。
バイク旅で125ccってどうなの?まとめ
旅に出るにあたって、自分が乗りたいと思うバイクであれば排気量は関係ないと思いますが、旅に適している・適していないバイクは事実あります。
個人的に125ccは「アリよりのアリよりのナシ」です。
メリット
- 小回りがきく
- 足つきが良い
- 押しやすい
デメリット
- 積載部分が少ない
- 荷物の重さに耐えられない
- 高速道路に乗れない
あなただけの、あなたにしかできない旅になる事を心より応援しております!