仕事を辞めなくても日本一周のバイク旅はできる！【短期間で旅に出よう】

日本一周のバイク旅は、どのくらいの期間が必要だと思いますか？

半年？1年？もしかしたら3年とか？？

いえいえ、2ヶ月間もあれば十分楽しんで日本一周のバイク旅をすることができます。

事実、私は約2ヶ月間（62日間）で日本一周のバイク旅をしてきました。

そこまで時間に追われることなく移動ができましたし、全国の絶景と呼ばれる絶景を堪能してきました。

また、大好きな山形県には約1週間連続で滞在するなど、決して無理のない旅でした。

私が実際周ったルートはこちらの記事をご参照ください。

短期間で日本一周のバイク旅をするメリットとデメリット

それでは、短期間で日本一周のバイク旅をするメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

短期間でも絶景を堪能できる

短期間であっても、十分絶景を堪能することができます。

私は2ヶ月間で、全国約200ヶ所以上の絶景を周ることができました。

私が行きたいと思っていた場所は、ほとんど行くことができました。

正直、もっと長い期間あったらあそこも行きたかったな〜なんて場所はほとんどありません。

ここに長期間・短期間は関係ないと思います。

短期間だったとしても、印象的な絶景はずっとあなたの心に残ってくれます。

金銭面を抑えられる

旅はすればするほどお金がかかります。

食費・宿泊費・バイクのメンテナンスなど…。

短期間で済めば、それだけ出費を抑えることができるのです。

私が日本一周の旅でかかった費用と内訳は別記事にアップしているので参考にしてみてください。

次のステップにすぐ移れる

私が日本一周をしている時、色々な人と出会いました。

「日本一周3年しています！」
「日本一周5年目です！」

彼らの生き方は否定はしませんが、日本一周をすることに酔っているようにも感じました。

長期間日本一周の旅をしていると、その状況に甘んじてしまいがちです。

旅をしていれば「旅人」と呼ばれるが、この旅人をやめた瞬間に「ニート」と呼ばれるようになるのです。

その恐れから、旅を逃げに使っているな〜と感じる人にも多々出会いました。

私は、日本一周の旅は人生の目的になってはいけないと思うのです。

この経験を糧に、さっさと次のステップに進むべきだと思っています。

その点、短期間で経験を得ることで、すぐに次のステップに進むことができます。

あなたの人生はこれからもまだまだ続くのです。

デメリット

妥協するポイントが出てくる

短期間で日本一周のバイク旅をすることは、当然ですが妥協するポイントが出てきます。

私は、「自炊をしない」「離島はいかない」この2点を妥協しました。

自炊をすればその分移動時間を削られます。

離島に行くにはフェリーが必要です。かなりの移動時間を必要とします。

「また時間ができたときに旅行に行こう！」

そう思うようにして、省くところは省いていきました。

雨の日でもバイクで走る

限られた期間ですので、「雨だから今日は移動しない」はほとんど通用しません。

もちろん、身の危険が迫る天候だったら休むべきですが、少しくらいの雨なら移動をしなければなりません。

ただ、これは捉え方によってはプラスに働きます。

なかなか雨の日にバイクに乗らなければならないシチュエーションなんてないですよね？

雨の中、移動した後に自動販売機で買う缶コーヒーは本当に美味しいですよ！

また、虹がかかった絶景に出くわすことも！

私はバイクで虹の中に突っ込んで行く経験もできました。

デメリットと取るかは自分次第ってところですね♩

短期間で日本一周のバイク旅はできる！

このように、2ヶ月間あればある程度の余裕を持って楽しみながらバイク旅ができるのは、私が証明済みです。

日本一周は海岸沿いを通っていくと約12,000kmと言われています。

12,000kmを60日間で割ると、1日200km移動する計算になります。

1日200kmと言われるとかなり多いように聞こえますが、正直全然苦ではありません。

北海道の道路など、1日400km近く移動した日もありましたが、絶景を楽しみながら走ればもっともっと走りたい！となります。

実際、秋田県から宮崎県まで2日間で来た強者にも会いました。

もし、あなたが1日400km移動することができれば、1ヶ月で日本一周は出来てしまうのです。

仕事を辞めずに日本一周のバイク旅に出るためには

しかし、短期間で日本一周のバイク旅ができるとは言っても、ある程度のまとまった期間が必要になるのは事実です。

そこで、私は「休職」という手もあるよと言うことをお伝えしたいです。

ネットで見ても「仕事を辞めて日本一周に行きました！」などが溢れかえっており、「日本一周＝仕事を辞める」というのが定説になっている気がします（実際私も辞めてます）。

ただ、昨今のご時世、一度退職をしてしまうと再就職できない人が多いのも事実です。

日本一周をする目的は、日本一周をした後にその経験を活かして社会で活躍することだと思っています。

日本一周をすること自体が目的となってしまい、終わった後に社会に復帰できない、何もできることがなくなってしまったでは本末転倒です。

休職を選択できれば、日本一周が終わった後にもスムーズに社会復帰をすることができます。

旅中の金銭的な不安も減らせるでしょう。

ただ、誰もが休職を選択できる状態だとは私も思いません。

あなたが日本一周の旅をしたい理由はなんですか？

「人間関係・仕事に疲れた」「現実逃避したい」など、精神的な部分からきているとすれば、精神科を受診して休息が必要と診断してもらうのも一つです。

診断書を書いてもらえば、会社は休職を受け入れるしかありません。

これは何も恥ずかしいことではなく、あなたに与えられた権利なのです。

短期間で日本一周のバイク旅をするための準備

それでは、短期間で日本一周のバイク旅をしよう！と決断したあなたに、必要な準備をお伝えします。

短期間の旅では準備が鍵を握ります。

行き当たりばったりの旅になってしまうと、思わぬ時間を食われる恐れがあります。

できる限りの準備は整えておきましょう！

必要な荷物に関しては別記事でまとめているので参考にしてみてください♩

バイクを整備しておく

あなたがもし、中古のバイクを購入していたり、今まで乗っていたバイクで旅に出ようとしているとしたら、整備はしっかりしておきましょう。

新車のバイクで旅をしても、日本一周の旅では途中でブレーキパッドやチェーン、タイヤ交換は必須になります。

修理や故障といったトラブルは、本当に時間の無駄です。

できる限り、トラブルのない状態で出発できるよう、バイクの整備は丁寧にしておきましょう。

250cc以上のバイクを用意する

短期間でバイク旅をしようとしている人は、ケツが決められている人も多いでしょう。

休職して旅に出ている人なんかもそうですよね。

そのため、「ヤバい！期間配分ミスった！予定通り帰れない！」となった場合、高速道路を使って帰ってきましょう。

250cc未満のバイクだと高速道路は乗れません。

その他にも、「急な用事ができて実家に戻らなきゃいけなくなった」など、イレギュラーなことも起こり得るのが旅というものです。

高速道路を乗れるという安心感は持っていたいですね。

行きたい場所・ある程度のルートを決めておく

旅に出るほとんどの人がやると思いますが、ある程度行きたい場所やルートは決めておきましょう。

一度通り過ぎた後にやっぱあそこに行きたい！となってしまったら時間のロスです。

まずは、行きたい場所を挙げていって、このルートで行けば最短コースで周れるな！といった具合に、大まかでもいいので決めておきましょう。

このルートや行きたい場所を考えているときが本当に楽しいんですよね♩

まとめ