日本一周など、長期の旅で悩みのタネになるのが「寝床」です。
もちろん、お金に余裕があれば旅館やホテルに泊まるのに越したことはないでしょう。
ただ、毎日旅館やホテルに泊まるのは金銭を圧迫しますし、ある程度の野宿は旅の醍醐味とも言えます。
今回は、バイク旅で野宿はありか?に始まり、オススメの寝床をご紹介してまいります!
野宿のメリット
まず、野宿のメリットを見ていきましょう。
野宿のメリット
- お金をかけずに(少なくして)宿泊することができる
- 自然を感じながら宿泊することができる
- これぞ旅人を感じることができる
まず、野宿の最大のメリットは金銭面を抑えることができることでしょう。
場所を選べば無料で宿泊することもできます。
また、野宿は屋外で睡眠をとりながら夜を過ごすことを指すので、大自然の中、満点の星空を見上げて宿泊できるのは旅人の醍醐味と言えますよね!
野宿のデメリット
次に、野宿のデメリットを見ていきましょう。
野宿のデメリット
- 屋外なので危険が伴う
- 天候に左右される
- 疲労が取れにくい
- どこに泊まれるか分からないという不安がつきまとう
まず、野宿の最大のデメリットは「危険が伴う」ことでしょう。
ここでいう危険は、身体への直接的な危険のほか、盗難など間接的な危険も指します。
屋外というオープンな空間なので、屋内と比べると危険が伴うのは当然でしょう。
次に、「天候に左右される」です。
屋根がある場所に巡り会えればラッキーですが、テントだけでは雨風を凌ぎきれません。
特に雨の日の走行は本当に身体が冷えます。
日本一周など長距離のバイク旅では、雨に打たれながら走ることもよくあります。
その中、夜も身体を冷ますことができず、野宿をするのは確実に身体を壊します。
野宿では疲労も取れにくいので、旅を続けるのが困難になってしまうことも考えられるでしょう。
最後は、「どこに泊まれるか分からないという不安がつきまとう」です。
ホテルが決まっていると、宿泊の場所を気にせず、思う存分旅を楽しむことができます。
しかし、野宿はその場その場で宿泊場所を決めるので、夕方くらいから「やばい…寝る場所探さなきゃ…」となります。
これは、個人的には非常にもったいない時間だと思います。
バイク旅で野宿はあり?
では、バイク旅で野宿はありか?という質問にお答えします。
個人的には、「場所を選べばあり」だと思います。
先ほども申し上げた通り、野宿とは屋外で睡眠をとりながら夜を過ごすことを指します。
つまり、野宿と一括りにしても、屋外のどこで寝るかによって解釈は異なるかと思います。
それでは、バイク旅でオススメの寝床を見ていきましょう!
バイク旅でオススメの寝床
キャンプ場
キャンプ場は野宿の代表格ですね。
キャンプ場は、野宿で大変オススメの寝床です。
というか、野宿をするのであればキャンプ場一択と言ってもいいです。
しかし、キャンプ場にも色々な場所があります。
「無料or有料」「ソロが多いorファミリー層が多い」など、それぞれの特徴があります。
私は、バイク旅では有料でソロが多いキャンプ場をオススメします。
無料というキーワードは大変魅力的なのですが、裏を返せば誰でも入ってこれるのです。
地元のヤンキーやカップルの溜まり場になっているキャンプ場をよく見かけました。
また、トイレの清掃など清潔が行き届いていないことが多く、「これなら寝ないほうがマシだわ…」と思うキャンプ場も多々…。
その点、有料は周りはキャンプを目的に来ている人ばかりなので、安心して野宿をすることができるでしょう。
有料といっても数百円の場所も多くありますからね。
これだけでも雲泥の差がありますよ。
無人駅
無人駅は、夜間になると人がいなくなる、かつ屋根もあるので一見過ごしやすい空間に見えます。
ただ、個人的にはオススメしません。
理由は明確です。
お前の寝るために作った場所じゃないからです。
いるんですよね、旅人だから泊まらせてよ!っていう奴。
いや、旅をしているのはお前の勝手で、世間から見たらただのニートだから!
旅人という言葉に酔うのではなく、あくまでも一人間としてそこに泊まるのはどうなんだと言う感覚は持ち続けるべきだと思います。
また、無料のキャンプ場と同様、誰でも入ってこれる空間なのでトラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。
自分のため、相手のためにもオススメはしません。
道の駅
道の駅はトイレ、水道がついているというメリットがあります。
ただ、道の駅も個人的にはオススメしません。
車中泊を認めている道の駅はありますが、ライダーの宿泊も認めている場所はそうそうないんじゃないかなと思います。
やはり、認められていない場所で泊まるのはよろしくないですよ。
どうしても他に泊まれる場所がない!という人は、駐車場の隅っこに寝袋を敷いて寝ましょう。
もちろん、道の駅に店舗が入っている場合は、営業時間になる前に退散するようにしましょう。
公園
公園もトイレや水道がついているので野宿をするにはありがたいですよね。
個人的に、公園は「人が少ない公園を選ぶ、人がいない時間に行く、火を使わない、その他公園のルールを遵守する」この点を守れるのであれば、野宿をしてもありだと考えます。
子供たちが遊んでいる間に寝袋を敷き始めるのはよろしくありません。
また、夜でもある程度の人がいる場所は避けるべきでしょう。
しかし、公園も屋外なので身の危険があることには変わりありません。
警察の職務質問にあう可能性も高いですし、今すぐどいてと言われることもよくあります。
もちろん、悪いのは警察ではなくあなたです。
宿泊を認められていない場所で寝るということは、それ相応のリスクは必ず付きまといます。
バイク旅でオススメの寝床まとめ
バイク旅でオススメの寝床をまとめると、オススメできるのは「キャンプ場」のみです。
他の場所は宿泊を認めていない場所なので、それ相応のリスクが付きまといます。
そして何かトラブルがあった時、悪いのはその場所で宿泊したあなたです。
その点を忘れないでいて欲しいと思います。
旅館・ホテル・ゲストハウス・ネットカフェでの宿泊も併用しよう!
とは言っても、ずっとキャンプ場で宿泊するのも疲労が取れません。
定期的に旅館・ホテル・ゲストハウス・ネットカフェを利用して疲れを取りましょう!
昨今はゲストハウスや安宿が全国に普及しているので、前ほど金銭的なダメージも受けにくくなっています。
特に、旅では色々な場所を経験することが重要だと思っています。
旅人だから野宿をしなければならないという考え方はもう古いです。
私も野宿をした一方、1泊4万円の宿にも泊まりました。
有名高級旅館の接客を受けることは人生の経験になります。
旅をするのが目的ではないですからね。
旅をした後、この旅をあなたの人生でどう活かすかが重要です。
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