バイクで日本一周といった長距離の旅をするとき、盗難・防犯対策は切っても切り離せない点でしょう。
旅では観光や宿泊など、バイクから離れる時間が多々あります。
そのとき、盗難されていた!イタズラされていた!なんてことがあっては、せっかくの楽しい旅が台無しです。
バイクで出発したにも関わらず電車で帰ってきた…なんてことにならないよう、盗難・防犯対策の準備はしっかりしておきましょう!
バイク旅における盗難・防犯対策で必要なこと
まず、バイク旅における盗難・防犯対策に必要なことを抑えておきましょう。
盗難・防犯対策で必要なこと
- 希少車(価値が高いバイク)で旅には行かない
- 治安の悪い場所での宿泊は避ける
- 貴重品は肌身離さず持ち歩く
希少車(価値が高いバイク)で旅には行かない
あなたがもし、希少車(価値が高いバイク)に乗っていて、そのバイクで日本一周の旅に行こうと思っていたとしたら。
私はオススメしません。
もちろん、気持ちはわかります。
あなたが愛したバイクで旅に行きたい気持ちは痛いほど分かります。
ただ、日本一周の旅では土地勘がない場所ばかりを巡ります。
例えば、ホテルを予約したとして、説明書きには「バイク駐車場完備!」と書いてあったとします。
しかし、実際に行ってみると、人通りが多い繁華街から少し奥ばった場所の、シャッターなど何もない更地に停めるよう指示されるなんてことはあるあるです。
そんな場所に価値が高いバイクを、しかも県外ナンバーで停めておくのは、「どうぞ盗んでください」と言っているようなものなのです。
たとえバイクカバーをしたとしても、中身を確認して盗みの働くのは窃盗団の常套手段です。
また、価値が高いバイクで行くのは盗難・防犯対策の面以外でもオススメしません。
旅では未舗装の道路や、山々の中で小石が飛んでくる場面に多々遭遇します。
ある程度、傷がついても許せるバイクで行くべきでしょう。
その他、地方で故障をした際、希少性が高いバイクだと修理を受け付けてもらえない可能性があります。
様々な面を考慮しても、比較的お手頃で日本に多く普及しているバイクを選ぶべきでしょう。
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治安の悪い場所での宿泊は避ける
日本は安全とは言いつつも、実際にはバイクの盗難は毎日のように発生しています。
できるだけ、治安の悪い場所での宿泊は避けるべきでしょう。
また、繁華街もできるだけ避けたいものです。
イタズラをされる確率がグンと上がります。
人通りが多いと逆に盗難防止になるという考えの人もいますが、昨今の窃盗団はバイク回収業車の格好をして、堂々と盗みに働きます。
この点もやはり、値段が高いバイクでは行かないということに通ずるでしょう。
貴重品は肌身離さず持ち歩く
ここは当たり前ですね。
貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
例え、少しの時間コンビニに立ち寄るときや、観光に行くときも、時間の長さは関係なく、バイクから離れる時は必ず貴重品は持って行くようにしましょう。
貴重品は、財布など金銭だけではありません。
ヘルメットやアクションカメラなど、これらも売れば高い値段がつきます。
アクションカメラは外す、ヘルメットはヘルメットロックに付けるといった対策が必要です。
いちいちめんどくさい点ではありますが、この積み重ねが楽しい旅に繋がるのです。
バイク旅における盗難・防犯対策の具体例
それでは、実際にどのような盗難・防犯対策をすれば良いのか、具体例をお伝えしてまいります!
シートを使い分ける
バイクのシートは、「シートバッグ」「サドルバッグ」「タンクバッグ」の大きく3つに分けられます。
この3つをうまく使い分けるようにしましょう。
宿泊をする際、正直シートバッグも外すのはめんどくさい時があります。
私は、比較的治安が良い場所だなと思ったときは、シートバッグは付けたままにしていました。
もちろん、中には貴重品は入れず、着替えや洗濯物など、盗まれてもそこまで痛くない物のみを入れていました。
シートバッグに入っている貴重品は、サドルバッグに入れて宿泊所まで持って行きます。
そのため、サドルバッグは取り外しが容易なもの、容量が大きいものを選ぶようにしましょう。
タンクバッグには財布やガジェット類を入れておくといいでしょう。
磁石張り付くタイプのものは装着が楽でいいですね。
また、ショルダーバッグにもなる2wayのタンクバッグは、観光の時などにそのまま持っていけばいいだけなのでかなり便利ですよ!
管理人オススメのタンクバッグ
バイクカバーをかける
宿泊の際、バイクから離れる時は必ずバイクカバーをつけましょう。
これは場所問わずです。
先ほども申した通り、盗む奴はバイクカバーの中も確認してきますが、やはりカバーをかけるに越したことはないです。
チェーンロックをつける
バイクカバーと同様、宿泊の際はチェーンロックをつけるようにしましょう。
昨今は100円均一にもチェーンロックが売られている時代ですが、もちろん安価なものはオススメしません。
十分に防犯性が高い物を選ぶようにしましょう。
ヘルメットロックをつける
意外と準備の時に忘れがちなので注意が必要です。
ヘルメットロックが標準装備されていないバイクは、後付けでヘルメットロックをつけましょう。
ヘルメットは、宿泊の時に限らず、観光など少しの時間でもバイクを離れる時はロックしておいたほうがいいでしょう。
すぐに盗めてしまうかつ、リサイクルショップなどに持っていけば高く買い取ってくれるのがヘルメットです。
盗みの対象になりやすいので、意識的にロックをかけるようにしましょう。
防犯アラームをつける
もし、それでもあなたが希少性が高い、高価なバイクで日本一周の旅に出たいとするのであれば、防犯アラームをつけましょう。
私は、比較的安価なバイクで行ったので防犯アラームはつけていなかったんですが、ゲストハウスなどで出会った高いバイクに乗っている人は、ほぼほぼ防犯アラームをつけていました。
やはり、それ相応のバイクに乗るには、それ相応の防犯対策は必要ということですね。
昨今は安価で精度が高い防犯アラームが売っているので、バイクの車種に限らず一つは持って行った方が安心かもしれませんね。
バイクの盗難保険に入っておく
最終的にはこれでしょう。
もちろん、バイク旅を考えている人はロードサービスなどの保険には入っていると思いますが、盗難保険も付随している保険に入っている人は少ないかと思います。
ただ、これからは今までよりもグッと盗難の可能性が高くなります。
旅に出るのを機に、盗難保険も付随している保険に切り替えるのも一つでしょう。
私のオススメは、「ZuttoRideClub」の保険です。
ロードサービスはもちろん、業界では数少ないバイクの盗難保険も取り扱っています。
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特に北海道や沖縄に行くのに陸送は必須ですからね!
1年間〜保険に入れるので、旅の期間に応じて決めましょう!
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バイク旅における盗難・防犯対策のまとめ
バイクで日本一周をするときの盗難・防犯対策まとめ
- 希少性の高いバイクで行かない
- 治安の悪い場所での宿泊は避ける
- 貴重品は肌身離さず持ち歩く
- シートバッグ・サドルバッグ・タンクバッグをうまく使い分ける
- 宿泊の時はバイクカバー・チェーンロックをつける
- ヘルメットロックを後付けする
- どうしても希少性が高いバイクで行きたい人は防犯アラームをつける
- 「盗難補償」が付いている保険に加入する